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社殿脇にわりと目立たない感じで咲いていますが、めずらしい桜のようです。
緑色になる桜は三種類あるそうで、御衣黄(ぎょいこう)、鬱金(うこん)、黄桜(きざくら)。
このうち、神社に咲いているのは鬱金で、ショウガ科のウコン根を使って染めた時の鬱金色に似ていることからその名がついたそうです。
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境内に腰掛けを置いてみました。
ソメイヨシノも九分咲き、山桜も満開です。
今週末が見ごろ・・・そっとお花見にどうぞ。
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15日、全国のトップをきって高知県で桜の開花が発表されました。
昨日は春の嵐のようなお天気でしたが、今日は打って変わってよい天気になり、山内神社でも桜の花が開花いたしました。
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お神楽に引き続いて、よさこい踊りの奉納がはじまりました。
参加チームは「ほにや」、「高知市役所正調よさこい鳴子踊り普及振興会」、「帯屋町筋」、「春宵わらべ」、「十人十色」の5チーム。
いずれも、毎年のよさこい踊り本番でも高い評価を受けているチームばかりです。
このころには、境内の夜色はさらに深まり、木々に吊るされた照明が踊り子さんたちを浮かび上がらせます。スピーカーから「よさこい踊り」の“よっちょれよ~よっちょれよ~”という歌詞や「よさこい節」の“土佐の~高知のはりまや橋で~”を自由にアレンジした曲が流れ、それにあわせて踊り子さんが舞い踊ります。
見物する人たちの人垣からは次々とフラッシュの光が瞬き、いつもは静かな境内は鮮やかな衣裳の色と音の洪水。普段、演舞場などで見るのとは一味も二味も違う、自然の中での舞は雰囲気満点でした。
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ということで、あっという間の1時間余り。お客さまにも喜んでいただけたようですが、一番楽しんだのは私だったに違いありません(笑)。





土佐を感じる「24のイベント」の一環として行われた『土佐のおきゃく』春宵祭。
山内神社境内では3月11日、「津野山古式神楽」と「よさこい踊り」の奉納行事が行われました。
17:45分より社殿にて神事を執り行い、ちょうど夕暮れ迫るころ境内に太鼓・鉦・篠笛の音色が響き始め、まず神楽がスタートしました。

 土佐には地域ごとにいくつかの神楽が伝承されており、8箇所の神楽をあわせ、「土佐の神楽」として、昭和55年1月28日付で国の重要無形文化財に指定されております。

藩政期、旧東津野村と檮原町をひとつの行政区画とし、津野山郷と呼んでいたとき、津野山郷に在住する神職が一団となって納めていたものを、『津野山神楽』と呼んでいたそうです。現在は、高岡郡津野町の神楽を「津野山古式神楽」とし、檮原町の神楽は「津野山神楽」として区別されています。
その起源につきましては延喜13(西暦913)年、藤原経高(津野氏)が京から津野山郷に入植し、三嶋神社を祭り始めた当時より神話を劇化した神楽を伝えたものと言い伝えられているそうです。
本来、『津野山古式神楽』は18演目からなっており、すべてを完全に舞うには連続して8時間もの時間が必要だということです。今回はそのうち「山探し」、「花米」、「四天の舞」の3つの演目を、奉納してくださいました。
境内には、四方に忌竹をたて注連縄を張り、五色の紙垂を垂らした舞台が設営されました。

「山探し」は神代より伝わる宝剣を探すというストーリーだそうで、金山彦の面といわれる般若のような面と装束を着け、太刀をもって舞われます。激しく力強い舞です。「花米」は一人舞で、三方に盛られたお米を五方の神に向けて散米します。神々に感謝の祈りを捧げる舞だそうです。
「四天の舞」は真剣を手にした四人で舞われ、お神楽が無事終りましたと願いごとを解くための舞ということです。

あわせて30分余の舞でしたが、背後に広がる暗闇の中に浮かび上がる舞台上は、“異形の世界との境界”というような雰囲気を漂わせ、太鼓、鉦の音とともに、繰り返し打ち振るわれる鈴の音に、神楽を奉納されている神さまの存在が感じられたひとときでした。
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先日、青森県在住の方から「一豊公・千代様の墓前に供えてください」とのことで、りんご・米・草鞋などが送られてきておりました。
今日は、そのお供えものを持参し、墓前祭を執り行ってまいりました。bozennsai.jpg

筆山の鬱蒼とした木々に守られ、静まりかえった墓所の中、一豊公は対岸の、休日のお城下での賑わいを、見下ろしておられたようでした。






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