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『ソメイヨシノ』開花いたしました!今日は暖かいので見ているうちに開いていきそうな感じです。

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ほころびかけの可愛い一輪。
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枝にはこんなに蕾がいっぱいです。
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こちらは先週くらいから咲き始めた山桜。もう八分咲といったところでしょうか。
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鶯も先日からさえずる練習を始めたようで、日ごとに上手になってきているようです。
鳴き始めの鳴きはじめのちょっと下手くそな声も可愛らしかったのですが。

今年は今まで花をつけなかった日陰の椿や桜も、少しですが蕾をつけてくれました。
お掃除をして下さる方が本当に熱心に世話をしてくださるので、その気持ちがきっと木々にも伝わっているのだと思います。





山内神社のご神体は「『よのやまの太刀』という、土佐藩藩祖一豊公ゆかりの太刀です。
土佐山内家宝物資料館発行の『山内一豊没後四百年企画 山内一豊と見性院』という資料には次のように紹介されております。
「よのやまの太刀」の逸話(『御武功記』より要旨)
「16歳の頃(別の記録では14歳とも)、一豊は牧村政倫のもとへ浪人身分で身を寄せていた。
 この頃政倫の家来で命に背くものがあり、政倫はこれを討つよう家臣へ命じた。先に二人が討ちに行くが、手間取っていたため一豊を屋根裏より行かせると、よのやまの太刀でまたたく間に仇敵の首を取った。
 その後一豊は政倫の前で、先に行った二人が仇敵を仕留めたと述べたが、二人は進み出て事実を伝えた。政倫はこれを聞き、一豊の勇猛さと人柄に非常に感心したという。この年一豊は山岡道阿弥の息子対馬守に児小姓として召抱えられ、200石の扶持を与えられた。」
この逸話が一豊公の出世街道の始まりだったのでしょう。その後、藤並神社ご創立のときに一豊公の遺品としてご神体として納められました。

その「よのやまの太刀」が、このたび3ヶ月あまりの研ぎの旅を終えて、帰ってまいりました。

 先般放映されましたNHK大河ドラマ「功名が辻」に関連した展示の折に、土佐山内家宝物資料館さんより「錆も浮いているし一度きちんと研いでいただいたほうが良いでしょう」とのご教示をいただき、ご高名な研師である本阿弥道弘先生を紹介していただきました。本阿弥先生は室町時代から続く名家である本阿弥家の第24代ご当主で、ご家業である美術刀剣研磨界の第一人者でいらっしゃいます。このたびは東京都の無形文化財(工芸技術)保持者として指定され、表彰されることが決まったということで誠におめでたいこととお慶び申し上げます。
そのように高度な研磨技術で研ぎなおされた「よのやまの太刀」はみちがえるようにぴかぴかになって帰ってまいりました。

ぴかぴかになって帰ってきたばかりの「よのやまの太刀」IMG_0024-2.jpg

宝物資料館の刀のお手入れをされている本阿弥先生。
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最後にご無理申し上げて神社のご神門前で記念撮影をお願いいたしました。IMG_0031-2.jpg

刀剣のことにつきましてはまったく不勉強な神社の職員たち。宝物資料館の学芸員さんにご助力いただきながらも的外れな質問ばかりして、さぞかし先生を困惑させてしまったのではと反省しきりです。そのひとつひとつの質問にも丁寧にお答えいただきまして、本当にありがとうございました。お世話になりました。






桜の開花便りが聞かれる三月になりました。
山内神社にも「サクラサク」の嬉しい便りが届いてきております。

先日、神社も大変お世話になっている某老舗菓子舗のご夫婦とご一緒した際、ご長男さんの大学合格のご報告をいただきました。もちろん、合格ご祈願の参拝をしていただいておりました。
 山内神社のご祭神であります山内一豊公は、大変ご武運の強い方でしたので当神社のご神徳のひとつに“勝負運”というものがございます。また山内家のご家紋にして当神社のご神紋であります「三つ葉柏」の柏の葉は、その新芽が育つまで決して葉が落ちない・・・「決して落ちない」ということで受験生の方には特に縁起がよいかと思われます。
さらに、さすが『藩主山内一豊が慶長六年ご入国以来御用商人としてお仕えし、明治に至るまで藩の御用菓子司としてお仕えしたと』いうご縁を大切にされておられるご夫妻のこと。山内一豊公ご入国の日にあわせて高知城下にある一豊公の銅像にもお参りされたそうです。ご夫妻のお喜びはもちろんのこと、頑張られたご本人さまはさぞやお喜びのことでありましょう。本当におめでとうございました。

そしてもう1件、神社で巫女としてお勤めされているAさんの妹さん。
姉であるAさんが心配されて、当神社の御守りを授与され応援されていました。
その妹さんもご希望の地元の大学に「めでたく合格」されたとのこと。こちらも本当におめでとうございました。

今日もあちこちで「おめでとう」の笑顔が交わされていますように。






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