「は・な・ち・だ・け・さ・し」と読むのだそうです。
今、神社の西参道にひっそりとさいています。

草丈30センチ弱、小さな花はそれぞれ1センチにも満たないくらいの小さな山野草です。
山野草初心者の私は、名前も知らず、ただそのひっそりと清冽に咲いているたたずまいに日々癒されておりました。本日、名前を調べてみました。
おそらく『花乳茸刺」という花だと思います。鳥足升麻 (トリアシショウマ)という花とも似ているのですが、葉っぱの形がこちらかなと思います(もし違っていたらぜひご教示ください)。
『ハナチダケサシ』
ユキノシタ科 チダケサシ属 多年草。
名前の由来は「チダケ」と呼ばれる食用になるキノコをこの草に刺して持ち歩いたことに由来する。
のだそうです。
名前を調べるのに、山野草で夏に咲く花の色が白いものを随分検索したのですが、たくさんあるのですね~。びっくりしました。
どの花もとてもかわいらしく、初夏の緑とあいまってとても凉しげです。
夏の花は白と紫が多い気がするのですが、気のせいでしょうか。
新緑と、控えめな可愛らしさの山野草の花たちは、目に爽やかで一枝・一輪おすそ分けをいただいては社務所に活けて楽しませていただいております。



本日は岐阜県より、山内様ご一家がご祈願に来てくださいました。
今朝早く出発されて、一路山内神社を目指して来てくださったそうです。
神社のご神紋がご先祖さまのお墓にある「紋」と全く同じだと、大変喜んでおられました。
ありがとうございました。
どうぞ、お気をつけてお帰りくださいませ。


