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11月15日、16日の両日、『平成20年度 表千家四国地区高知大会茶会』が開かれ、山内神社において16日の11:00より「献茶式」が執り行われました。
(写真をクリックすると大きな画像が見られます)

ご神門 
皆さんの願いが届き、前夜からの雨がうそのような青空となりました。


参列者 
境内にはテントが張られ200名分のお席が準備されました。


水屋 準備の整った美しい水屋。


入場1 入場2
表千家お家元千宗左宗匠、三木町宗匠、吉水宗匠、井上先生がお支度を済まされ手水舎で手水を使われた後、巫女の先導にて社殿へと進まれます。


来賓席 修祓
社殿前には来賓として、山内神社代表役員の山内豊功、高知県代表として中谷元様、徳島県代表の佐藤明子様、香川県代表の大林一友様、愛媛県代表の城戸龍郎様がお座りになっておられます。
やがて太鼓が鳴り響き神事が始まりました。


献茶1 献茶2
献茶は濃茶と薄茶の二服点てられます。
衆目が息をつめて見守る中、お家元のお手前が始まりました。
まぶしい日差しが差しこみ、奇跡のような静寂に包まれた境内には、鳥の鳴き声とお手前の音だけが聞こえておりました。
・・・お家元が柄杓でお茶碗にお湯を注ぐ澄んだ音と立ち上る白い湯気・・・
幻想的に思えるほど荘厳な雰囲気に一瞬鳥肌がたつ思いがすると同時に、自然の音と光と景色を背景にしたお手前、一生にこの日ただ一度ぎりの邂逅であることを強く感じました。
私は残念ながらお茶の心得は全くないのですが、四百年にわたって受け継がれてきた茶の湯という文化を眼前にし、「美しさ」と美しいゆえに抱く畏れに似た気持ち、そしてそう感じる人の心の普遍性を思い、まさに神道の心にも通じるものであると今更ながら感じたことでした。

長い時間をかけ、この日を迎える為にご努力されてこられた表千家同門会高知県支部のみなさま、本当にお疲れ様でございました。無事終えることができたこと、まことにおめでとうございました。
みなさまからお喜びとお礼の言葉をたくさんいただき、神社職員一同こちらこそと感謝しております。


書 お菓子 お菓子
お家元からいただきました書とお菓子です。毎回楽しみにさせていただいております。





去る11月10日、山内神社の例大祭が行われました。

11月10日は、遡ること140年余の慶応3(1867)年、大政奉還が成立した日であり、境内に鎮座されます山内容堂公に縁深い日です。

お天気に恵まれたこともあり、祓戸に入りきれないほどの崇敬者の方にお参りいただきました。
責任役員・総代さんをはじめ崇敬会のみなさまのおかげで、年々参列者が増えているのは喜ばしいかぎりと感謝しております。

神事では責任役員さんや総代さんのご助力もいただき、厳粛かつ荘厳にして滞りなく斎行できましたことを重ねて感謝いたします。

「浦安の舞」も奉納され神事に華やかさを添えました。
例大祭
 





七五三参り、おめでとうございます。
お子様たちの健やかなご成長を心よりお祈りいたします。



毎年この時期に、裏の保育園の年長さん(七歳)が七五三のお参りに来てくれます。
今年も33名の元気な園児さんたちが来社してくれました。

さすがに7歳になるとおにいちゃん、おねえちゃんですね~。
毎年感心してしまうのですが、社殿に入る前にはきちんと揃って
「こんにちわ。よろしくおねがいします」とご挨拶。
神事の間もざわざわすることなく、玉串奉奠の時もきちんと先生に合わせて「二礼・二拍手・一礼」でお参りしてくれました。

終了後には社殿前で記念撮影。
今年は満開になった懸崖(けんがい)菊と一緒に撮影ができました。
(お写真を載せられないのが残念ですが、懸崖(けんがい)菊と、新しくなった神幕の下でみんなで記念撮影をしました。)
IMG_0028-2.jpg

さて、その園児さんたちと入れ替わるようにして別の保育園のりんご組さんもどんぐり拾いの帰りに遊びに寄ってくれました。
こちらはおそらくもう少し年小さんだったと思います。
社殿前の階段で飛び降りっこをしたり、境内を走り回っていました。
そのうちの何人かが先生と一緒に授与所を熱心に覗いてくれていたので「こんにちわ」とお声をかけてみると・・・ある女の子が私の格好を見て(装束を着けておりました)、 「そんなん着て神様にばけちゅうが?」と(笑)。
私が「いえいえ、化けちゅうがではないがよ。神さまに言葉をお伝えするには、こういうちゃんとした格好をせんといかんがよ。」と答えますと納得はしてないのでしょうが「ふ~ん」と言ってくれました。

その後は次々と質問の嵐。
「これ何?」
「それはお御籤」
「これは?」
「それはお守り」
「これは何?」
「それは絵馬。お願い事を書いてつるすんよ」
「え~やりたい!!」
と、こんな感じです。
そうそう、突然
「名前なんていうが?」
「それは・・・え?名前?私? ××って言いますよ。よろしくね。」
という質問もありました(笑)。
また、たくさん拾った“どんぐり”を「こ~んなに拾った」と大事そうに見せてくれる子もいました。

そして、先生の「りんごさ~ん、帰りますよ~」の声がして、みんないっぱいいっぱい手を振ってくれながら「ばいば~い」と帰っていきました。
ひと時、とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。






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