二日はお昼前から冷たい風が吹き始めました。
この日は11時と12時からの二回、『浦安』の奉納舞がありました。


風が強くなりますと鈴緒も千早も流されて、なかなか大変です(笑)。
そして13時からは『㈶高知県剣道連盟 杖道部』さまによります奉納演武が行われました。



杖道は攻める武道ではなく守る武道なので、体の小さいかたや女性が大きなな男性に対するときには特に効果的なのだそうです。あ、でもこれは杖をもっているのが大きな男性ですね(笑)。
そして、昨年から披露していただいている抜刀道。今年はなんと尺八のBGM付で雰囲気たっぷりの演出でした。気合とともに刀が左右に振られますとスパッと見事に藁が飛びました。


今年は新たに槍も登場です。高知県ではあまりやっておられる方がいないそうですが、山内一豊公にちなんでということで披露してくださいました。一豊公の時代に使われていた槍は、馬上で使用するため、もっと長くて大変重たいものだったようです。
後でお話しを伺いますと、「槍で天下をとった人はいるが、刀で天下をとった人はいない」ということで、同じくらいの実力の二人が刀と槍で闘った場合、槍の方が多分強いのだそうです(ただし広い場所でのこと)。武道のことはまったくわからないのですが本当に奥が深いのでしょうね。


迫力のある演武、本当にありがとうございました。
こちらが、尺八を吹いてくださっていたダニエルさんです。胴着姿がよくお似合いですね。
