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先日お伝えした“ふくろう”情報、第二弾です。

写真を撮った後ふくろうは二羽に増え、つがいであることが判明しておりましたが、本日めでたく雛が巣立ちをしたようで四羽に増えておりました(パチパチパチ♪)。

お父さん(多分:ちょっとでっぷり)。
アオバズク1

お母さん(多分:ちょい細身)。
アオバズク4

雛1。
アオバズク2

雛2(後姿)。
アオバズク3

雛、かわいいですね~。
胸元の毛がまだ白くてふわふわです。
背中の毛は今は黒々としていますが、大人になるとつやつやの茶色の毛に生え変わるんですね。
先日より低い枝に止まっていたので、くりくりの目もよく見えました。下でわいわいしたら逃げてしまうかと思いきや、“じろり”とにらまれはしましたが悠然としたものです。

通りかかったご参拝帰りのご夫婦に「ふくろうがいるんですよ」と声をおかけして、しばらくみんなでにわか観察会となりました。
「かわいい~、コノハズクかな?」とか、「日本列島の南の方に生息する梟は小型」なんだとか、「梟は一夫一婦制」とか、それぞれの知識を披露しあい、しばし“ふくろう”談義に花が咲いたことでした。

ご夫婦は帰り際、「ありがとうございました、いいもの見せてもらいました。なんかいいことありそう♪」と、とても喜んでくださいました。

どうぞ、みなさんもかわいい“ふくろう”の家族に“福”をいただきに、是非お参りくださいませ。





本日、高知市廿代町の『森田ネーム』さんにお願いしておりました、三葉柏紋の刺繍ができあがりました。
森田ネームさんはコンピューター刺繍だけではなく、“横振りミシン”という普通のミシンとはちょっと違うミシンを使い、フリーハンドによる図柄を刺繍してくれます。
(ちなみに、オードリーヘップバーンの顔なんかも見事に刺繍できちゃいます)
今回は神社の床の間に飾れるようにと、神紋でもあります三葉柏をお願いしました。こういった個別の注文にも、一つ一つ相談にのってくれながら丁寧に応対してくださいます。
額縁も光沢も美しくぴったりのものを選んでいただいて、床の間がぱっと明るくなりました。
かもん1

こちらが、『森田ネーム』さんの若きご主人。男前ですね!>^_^<
どうもありがとうございました。
かもん2





去る6月30日
生憎の曇天とはなりましたがなんとか雨も降らず、たくさんの崇敬者にご参列いただき、無事『夏越祭』を執り行うことができました。
ご参列いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
神社責任役員はじめ総代、そして崇敬会の会員のみなさまの尊いご努力のおかげで、神社のお祭にご参列いただく方も年々増えてきております。
お参列のみなさまに、「来てよかった」と感じていただけるような祭典、集まりにしていくべく、今後も研鑽を重ねてまいります。

この日は祭典終了後、三翠園におきまして、山内神社崇敬会の総会およびに懇親会が開かれました。総会の様子。
総会1

会の最後には、土佐山内家宝物資料館の館長により、「江戸時代の菓子をめぐって」という題目でミニ講演も行われました。
総会2
講演では、江戸時代のお菓子について、土佐藩御用商人であった「西川屋菓子舗」さんの様子を軸に、お話しいただきました。西川屋さんは山内神社の崇敬会にもご入会いただいておりいつも大変お世話になっておりますが、改めてその歴史の古さと、受け継いできた伝統の重みを感じることができる興味深いお話でした。


その後、場所を移し懇親会となりました。

神社の代表役員・宮司でもあり、崇敬会の名誉会長でもあります山内豊功による挨拶。
懇親会1

ご来賓の県議会議員、西森潮三さまにもお言葉をいただきました。
総会3

長年崇敬会を守り立ててくださっている方々への表彰状の授与。
懇親会2

乾杯のご発声は自由民主党高知県連幹事長、武石利彦さまにお願いいたしました。
懇親会4

その後は、それぞれのテーブルでお話もはずみ、ゆっくりとお食事とお酒を楽しんでいただけたようです。宴の最後は富士書房の五藤さまにより一本締めで締めくくっていただきました。
懇親会5

本年の崇敬会総会ならびに懇親会も、無事盛況のうちに終えることができました。
みなさまのご協力、ご助力に心から感謝しております。ありがとうございました。





山内神社の東側の手水舎の奥に、歌碑が建っているのをご存知でしょうか?

手水舎

こちらの碑は澤村芳翠先生という方の歌碑です。
澤村先生について歌碑の裏に説明がありますのでご紹介します。

「澤村家は 藩主山内豊昌公より豊信公の世まで
七代にわたり典医として仕えた
先生は大正三年十二月一日 高知市水通町七十六
番地に生る 本名良高 澤村家九代 医学博士
俳誌龍巻主宰 高濱虚子 高野素十門 ホトトギス同人
なお 能楽喜多流正教授 太鼓は葛野流 小鼓は
幸流 社中芳翠会を主宰す
  平成三年一月吉日             龍巻会   」

山内家にかかわりの深い方でもあり東参道に歌碑が建立されたということです。現在もお弟子さんたちの手もあり、このようにきれいに整備されております。

さて、そのお弟子さんの中のお一人、Yさまという女性。
よく社務所にも声を掛けてくださり、お手製の水中花をいただいたり美味しいお茶菓子を差し入れていただいたりしています。
俳句を楽しみ人生を楽しみ、本当にお会いするといつもこちらが元気をいただける、可愛らしくも優しいお人柄の、人生の大先輩です。
そのYさまが、今日も「お茶屋さんに寄ったから、お菓子をどうぞ」と差し入れしてくださいました。
そのとき、「歌碑の上に梟がいるのよ」と教えてくださり、早速写真を撮りに行きました。
ふくろう
わかりますでしょうか?デジカメの機能の限界と曇り空のせいで、これが精一杯だったのですが・・・。
はじめ、後ろ姿かと思いましたら、ちゃんとこちらを向いております。
これもYさんからお聞きしたのですが、梟は渡り鳥なんだそうです。ちょうど今くらいの時に渡ってきて子育てをするそうで、青葉の季節に飛んでくる来ることから別名『アオバズク』とも呼ぶそうです。
こんな町中で梟にお目にかかれるなんて♪
首をちょこちょこ動かして、かわいかったですよ~。
梟は、フクロウ=「不苦労」=「福郎」
と、転じて福を運ぶということで大変縁起が良い鳥とも言われております。
神社にはぴったりの鳥です。
どうぞご参拝のおりには、是非東の手水舎の横で上を向いて梟さんを探してみてくださいね。

そしておまけの、こちらは『梅雨茸』。
梅雨茸
こちらも歌碑のところの木の枝にたくさん生えています。
梅雨のころに生えるから『梅雨茸』、これもYさんに教えていただきました。

今日はいろいろ勉強になりました。Yさまありがとうございました。






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