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4月29日の境内の桜です。

今年は開花のあと寒い日が続いたので、神社の桜も満開になってから二週間は楽しませていただきました。
今日外出していて東の神門から帰ってきたところ、目の前が桜のトンネルのように見えて、急いでカメラを取りに走りました。
桜

そしてこちらは紅葉の花。薄緑いろの新緑と赤い花がとってもきれいです。
紅葉

(山本)





今年もやってきました、巫女さんたちの卒業式。
染井吉野の開花日が早かったので今日までもつか気をもんでおりましたが
おかげさまで満開の桜の下、いつもとは違う輝きを放つ卒業生の巫女さんたちです。
着付けは今年も、神社でも何かと頼りにさせていただいている方にお願いいたしました。とってもきれいで着やすい着付けで、毎回みんな喜んでおります。朝早くから本当にありがとうございました。
卒業式1

彼女の髪飾りはおばさまの手作りだそうで、衣装にぴったりの色のブリザーブドフラワーです。
髪飾り1 

彼女はリボン。すっきりとした後ろ姿にお似合いです。
髪飾り2

彼女は美術専攻だけあって市販の花を自分らしく可愛らしく仕上げていました。昨日は徹夜だったんだとか。
髪飾り3

そして、恒例になりつつある駐車場の管理人さんからの手作りの卒業記念プレゼント。昨年はスズメさんだったのですが、今年はお魚さんです。
魚

みんなの“おめでとう”の気持ちと一緒に「行ってらっしゃい!」

長いようであっという間の4年間でした。結婚式に舞にお正月と・・・いつも山内神社の顔として頑張ってご奉仕してくれた彼女たち。
お疲れ様でした、そして本当にありがとうございました。
これから始まるそれぞれの道での、ご多幸とご活躍を心から祈念しております。
またお会いできる日を楽しみにしていますね(^-^)

送別会 
そしてオマケの送別会での記念撮影。
この後遅くまで、ガールズトークを繰り広げていた彼女たち。最後には「泊って行きたい・・」といつまでも名残惜しい夜でした。

(山本)





境内の桜は少し肌寒く感じる気温にも負けず、五分咲きほどでしょうか。可憐に咲いています。暖かくなるほどに膨らんだたくさんの蕾の開花が待たれます。

3.20桜2
3.20桜

(川)





桜の花も開いた14日、長崎から嬉しいお客さんがありました。
4年前に卒業された巫女さんです。
大学の先生が退官されるとのことで、4年ぶりに来高され、神社を訪ねて来てくれました。
一層きれいになられた姿に一瞬誰だかわからないくらいでしたが
懐かしい話に花が咲き、他の巫女さんたちのその後の消息を聞き、職員一同大変嬉しい気持ちになりました。
まさに春を連れて来てくれたようでしたね♪
ありがとうございました。

卒業してそれぞれの故郷や就職先に巣立って行く巫女さんたち・・
山内神社で巫女としてご奉仕した日々が、良い思い出として残っていてくれることが何より嬉しいことです。
同時に、こううやって再訪してくれた時にも、変わらず迎えることができる神社であり続けたいと、改めて身の引き締まる思いでした。

おしゃべりの後には、現在の巫女さんも大先輩と一緒に社殿の前でパチリ。
3分咲きの山桜よりもっともっと華やかな一枚になりました。
ゆうきちゃん





今年の高知のソメイヨシノの開花が十六日とか十七日とか。それでは山桜はそろそろ・・・?と思い見上げてみましたら・・・
山内神社の境内、社殿の東脇の山桜、開花いたしました。画像 004-2
お天気も悪いし、ボケボケ画像ですみません。
完全に開いているのが2~3輪、膨らんだ蕾がたくさん。
今日の冷たい雨でまた足踏みしそうですが、桜満開の季節までもう一息ですね。

本日行われた三翆園のブライダルフェアで神社に足を運んでいただいた方たちにも、桜の時期の参進は格別な風情ですと、ご案内させていただきました。

本日、フェアの方にご覧いただいた「浦安舞」です。
IMG_2252-2.jpg





3月2日から5日までの4日間、大学の教育学部 音楽専攻の方を対象とした集中講義で雅楽の授業があり、ちょっぴりお手伝いに行ってまいりました。
受講生は24名の学生と、興味があるという院生数名で30名弱。

まず、一日目は午前は雅楽概論やアラカルトということで、雅楽にまつわるさまざまな話を聞き午後からは、持ち管を決めるためにそれぞれの楽器を手にとって、実際に吹いてもらいました。
笙はとりあえず音は出るので良いののですが、篳篥と龍笛は音が鳴るまでが大変なので心配しておりましたが、まず篳篥は柔らかい舌を用意した甲斐があり、初めてでもみなさんそこそこ音が出ていたので安心しました。
そしていよいよ各人、自分の持ち管を決めてもらうことに。
人数も各管上手い具合にほぼ偏りなく、バランス良く分かれたので良かったです。

そして翌日からは管別の部屋で、平調「越殿楽」の練習となりました。
一応目標は最終日の合奏です。
なんせ正味3日間の練習だけですから、どうなることかと先生方もドキドキされていたようですが、さすがみなさん音楽専攻だけあってまず「唱歌」の覚えと完成度が非常に高いです。
簡単に説明するだけでそのまま歌えてしまう方続出で、先生方もびっくりしておられました。吹く方もまた然り。
篳篥は、普段管楽器を吹いておられる方などは肺活量もありますし、微妙な音も耳がいいので的確にマスターしていくようでした。
龍笛は、西洋の楽器とは吹き口の形も異なりますし、少し音を出すのに苦労されていたようです。
笙は手移りが難しかったようですが、それも繰り返し練習することで、多分おそらく絶対、一般的な方よりは覚えも早いと感じました。
やはり、違う音が出ているのがわかる、テンポがずれているのがわかる、というセンスはさすがです。
と、言うよりこんなに早く吹けるようになってしまったら我々の立場は・・・という感じではあったのですが^^;

そして、4日目。
午前の講義を終えた後、先生方+お手伝いに行った者みんなで、三管と打ち物、弾き物も加えて、舞楽「蘭稜王」と管弦「陪爐」を披露しました。
そのあと学生さんたちに二班に分かれてもらい、平調音取と「越殿楽」の演奏をしていただきました。
装束も着けていただき彼らだけでの演奏会。
この、短期間によくぞこれだけ・・・と思えるような良い演奏会になりました。
学生さんたちも楽しんでくれたようで、とにかくそれが何よりでした。

願わくば、この中で一人でも二人でも雅楽と雅楽の楽器に、さらに興味を持ってくれる人が出てきてくれたら嬉しいのですが。
先生方と連絡先を交換していた人もいらっしゃたので、今後に期待です。みなさんお疲れさまでした。
集中講義発表会






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