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9月の22日は旧暦8月15日にあたり、古くから中秋の名月と称えられる日です。
その日に合わせまして、山内神社の東にあります『三翠園』では月を愛でる宴が開催され、山内神社は庭園での神事と巫女の舞をご奉仕をさせていただきました。

当日は夕方から雨の予報がでており、私共も三翠園の方々も心配しながら準備を進めておりましたが、なんとか持ちそうな様子の中、美しい秋の生花がしつらえられた庭園に神棚をしつらえ神事の開始時間を待ちました。
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そして時間となり、ライトアップされた庭園で神事がはじまり、お祓いをすませ祝詞の奏上に入ったとたん・・・
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ぽつぽつぽつ・・・と雨粒が落ち始め、やがて雷様もおでましに(笑)。
お座りになっていたお客さま方にはとりあえず屋根の下へと非難していただき、我々は粛々と神事を進め、なんとか大降りになる前に終了することができました。


続く巫女による「浦安の舞」は、残念ながら場所を移し、中の会場の舞台で舞わせていただくことになりました。
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本来ならお庭でお月見をしながらのお食事を楽しみにされていたお客様方でしたが、さすが月を愛でようとわざわざいでていいらっしゃる方々だけあって、「雨もまたよし」「おかげで舞いが近くで見られた」と、そのお天気ごと楽しんで下さったようでした。

そして宴が終わり、外に出るころには・・・・・まあるい柔らかなお月さまが夜空に輝いていました。





去る9月20日、山内神社では、山内神社崇敬会の安全祈願祭が執り行われました。
この日は土佐山内家の藩祖で、当神社の御祭神であります山内一豊公のご命日にあたりる縁深い日でもあります。
崇敬会会長青木章泰さま以下、多数の崇敬会のみなさまがお集まりになられました。
祝詞奏上の後、宮司・代表役員山内豊功に続き、山内家のご家族、責任役員、総代と粛々と玉串奉奠の列が進み、滞りなく終了いたしました。

その後は場所を三翠園に移して崇敬会総会が開かれ、事務局より活動報告、決算報告、監査報告に続き、今後の活動計画、予算についての説明が行われました。

そして本年は、直会に替えまして、宮司・代表役員がおめでたくも古稀を迎えたことを祝い、ご有志のみなさまのお声かけで祝賀会が行われました。

開会のご挨拶は発起人代表青木章泰さま。
開会
青木さま

ご祝辞を賜りました尾崎正直さま。
尾崎さま

中谷元さま。
中谷さま

竹田恒泰さま。
竹田さま

そして「老舗西川屋」さまよりは、重陽の節句にちなんだ美しい菊の花の工芸菓子が贈呈されました。
西川屋
西川屋菓子2
こちらは展示用にとご用意いただいたお菓子。
西川屋菓子

宮司・代表役員山内豊功からの謝辞には、感謝の言葉とともに、ご幼少の頃にお住まいされていたお屋敷(含、現三翆園)でのおじい様との心あたたまる思い出も織りこまれ、お殿さまの生活の一端を窺い知ることができました。
代表

そしてお待ちかね、乾杯の音頭をお取りいただきましたのは西森潮三さまです。
西森さま

たくさんの人の輪があちらこちらにでき、たくさんの杯が交わされました。
代表役員のお孫さんたちがみなさんの笑顔を誘い、和やかに賑やかにお話は尽きない中、あっという間の二時間半でした。

中締めのご発声は氏原瑞穂さま。一本締めでこの日の盛大な宴は幕を下ろしました。
中締め

当日、お忙しい中お集まりいただきましたみなさまに、山内神社からも心より御礼申し上げます。






まだまだ厳しい残暑が続く九月一日、高知市をはじめ各地で金婚式をお祝いする祭典が開かれました。
翌日の新聞紙上には仲睦まじいご様子の金婚式カップルのお写真がたくさん掲載されており、長い年月苦楽を共にされたもの同士ならではの柔らかな表情が印象的でした。

さて今年は、日ごろより山内神社でも大変お世話になっております、書家の浜田尚川先生ご夫妻が金婚式にあたられるということで、神社に頌寿奉告祭においでてくださいました。

いつお会いしても張りのあるお元気なお声でいらっしゃる浜田先生に、そっと寄り添う優しい奥様の表情がとても素敵でした。おめでとうございます。
社殿前
神門前
これからも、ますます仲睦まじくお幸せに過ごされますよう、心よりご祈念申し上げます。
(山本)






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