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 朝晩は寒いなと感じることもありますが、日中は気温も20度を超える日もありますね。開花は宇和島に先を譲りましたが、こちらも咲き始めたかと思うとあっという間に満開になりました。sakuramannkai-1.jpg
桜の後をひきうけてくれます新緑も、美しくなってきています。自然は春から初夏へと移り変わる準備を着実に進めているようです。
sakuramannkai-2.jpg





去る3月9日、ご社殿にて居合の奉納演武が行われました。


『高知大学 医学部 居合道部』『夢窓拓心館 高知道場』の合同奉納演武ならびに印可伝達式です。

まずご神前にて参加者と刀のお祓い後、玉串奉奠をしていただきました。
奉納演武2)


その後は印可伝達式(昇段試験の合格書授与のような感じでしょうか)、そして一名ずつの奉納演武。
お正月の団体での演武とは異なり、一名ずつが先生方の見守る中、真ん中に進み出て様々な型を行っていただきました。

奉納演武 7)


奉納演武3)

奉納演武5)

奉納演武4)

奉納演武6


居合の迫力を間近で見られたことも素晴らしいことでしたが、袴や刀をさばく時のお作法、これがまたすごくかっこよかったです。
武家の作法とか、お茶の作法とかもそうだと思うのですが、長い時間をかけて完成されたお作法は、ただ美しいだけではなくそうなった合理的な理由があり、その究極の形だからこその美しさなんですよね。

そして終了後に先生に少しお時間をいただき、美しく装飾された刀の鞘や鍔の話や「刀の鯉口を切る」ってどういうことかの実演など、楽しいお話をお聞かせいただきました。

刀の鍔は、刀剣の柄と刀身との間に挟んで、柄を握る手を防護する部位、もしくは部具の名称である(Wikipedia)というすごく重要な機能をもつものなのですが、そこにあれほどの繊細で美しい装飾を施して美術的な価値までつけてしまった日本人って本当にすごいな~と思います。cool!


来年もまたお越しいただけるということで、その時は小学生の少年剣士も参加してくださるようなので、これまた楽しみにお待ちしております。

どうもありがとうございました。





社務所の天井裏にはいろんな訪問者が来るようです。

天井裏1
天井裏2

しばらく前から時々天井裏がにぎやかだな~と思っていたらこんなことに・・・

どっかの誰かさんがせっせと運んで来ていたようで、ふかふかのベッドになっておりました。

侵入口はこちら

天井裏出入り口

金網が破れて?破られておりました。
誰かさんには申し訳ないんですが、速やかに金網を補修してベッドは撤去させていただきました!
ごめんね。




その修膳を頼んだ時に業者さんが天井裏で撮影してくださった天井裏の秘密がこちら

天井裏図面

この社務所が建てられたとき、天井裏に直接描かれた図面です。
こうしておけば、何年経っても誰が修理にあたっても、図面を探し回ることなくスムーズですよね。
業者さんによれば、宮大工さんなどはよくこういうことをされるのだそうです。
すごく合理的ですばらしいです。

しかも我々にとっては歴史を感じることができて嬉しい発見です。
こういう建て物でお仕事ができることを幸せに感じています(冬は寒いですけど・・・)。






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